赤ちゃんの気になることや症状

首すわりが遅い原因!気になる病気や障害の可能性は?

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赤ちゃんの首すわりが他の子と比べて遅いと、やはり気になるものです。

「もう少し、様子をみたら?」

「成長には個人差があるから…」

などと言われても、不安は解消されませんよね。

生後4~5ヶ月になっても赤ちゃんの首がぐらぐらしていたら、もしかしたら病気や障害があるのでは?と心配になってしまうことも。

そこで今回は、赤ちゃんの首すわりが遅い原因、気になる病気や障害の可能性についてご紹介します。

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首すわりが遅いとされるのは何ヶ月から?

赤ちゃんの首すわりが遅いとされるのは、生後6ヶ月頃からです。

個人差が大きいですが、一般的には生後4~5ヶ月頃までに首すわりが完了すると言われています。

厚生労働省の乳幼児身体発育調査(平成22年)でも、生後4~5ヶ月になると約9割の赤ちゃんは首がすわるという結果が出ています。

4ヶ月健診の頃には、多くの赤ちゃんの首がすわっていますよね。

ですが、生後5ヶ月くらいまでは、頭を支える筋肉の発達に少し時間がかかる赤ちゃんもいます。

では、首すわりが遅い原因として、一体どんなことが考えられるのでしょうか?

 

赤ちゃんの首すわりが遅い原因は?

「首がすわった」とママが感じるのは、赤ちゃんを抱っこしたときに支えなくても首がふらつかなくなったときです。

一般的には、生後3~4ヶ月頃に首がすわってくる赤ちゃんが多いですが、やはり成長の早い遅いの違いはありますよね。

赤ちゃんの成長に何も問題がなくても、ただ首すわりが遅れているだけのケースもたくさんあります。

その主な原因として、

  • 頭が大きくて、首を支える筋肉の発達に時間がかかる。
  • 首や上体の反り返りが強い。(首のコントロール機能は、後ろに伸ばす機能の方が先に発達する。)
  • よく寝る子は寝たまま過ごす時間が長く、首の筋肉の発達が遅れる。
  • 体の筋肉が柔らかく、首の筋肉の発達に時間がかかる。(「良性筋緊張低下症」といって良性の場合が多い。)
  • 早産で生まれた場合

などが考えられます。

 

これらの原因の場合は、首のすわりが多少遅くてもその後の赤ちゃんの発達には問題がないことがほとんどです。

ですが、実は赤ちゃんの首すわりが遅れる原因に、病気や障害が隠れている場合があるので注意が必要です。

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首すわりが遅れる原因!病気や障害の可能性も

ここでは、首すわりが遅れる原因としてよく言われている脊髄性筋萎縮症(SMA)と脳性麻痺についてご紹介します。

脊髄性筋萎縮症(SMA)

脊髄性筋萎縮症(せきずいせいきんいしゅくしょう)は、脊髄の運動神経細胞の病変によって起こる病気で、難病に指定されています。

この病気は重症度や発症時期によって1~4型に分類されますが、最も重い1型は生後0~6ヶ月で発症します。

乳児期発症の1型は進行がとても早いため、発症後は筋力低下と筋萎縮が進み運動発達が停止してしまい、体幹を動かすこともできなくなってしまいます。

運動機能に加え呼吸機能にも障害が出るため、人工呼吸器による呼吸補助がないと2歳まで生きられない進行性の神経疾患です。

主な特徴は、下記のとおりです。

 

脊髄性筋萎縮症の特徴

  • 首がすわりにくい。
  • 支えなしでは座れない。
  • 泣き声が弱い。
  • 食べ物など飲み込む筋力が弱くなってくる。
  • 仰向けに寝かせると、ひざが真上を向かずカエルの足のようになる。
  • あお向けの状態から引き起こしても、頭が垂れ下がっている。
  • 赤ちゃんを水平に抱っこしても、頭と足が垂れ下がる。
  • 身体が極端に柔らかく、ふにゃふにゃしている。

乳児期に発症する脊髄性筋萎縮症は、国内では10万人当たり1~2人と考えられています。

発症率は低いですが、両親が脊髄性筋萎縮症の保因者(キャリア)の場合、その子供の4人に1人は発症すると言われています。

上記の症状で気になる場合は、ぜひ専門医にご相談して下さい。

 

■ 脳性麻痺

脳性麻痺は脳障害の一種で、「脳性小児麻痺」とも呼ばれています。

赤ちゃんがお腹の中にいる時から新生児期の間に起こった脳損傷が原因で、麻痺が出たり筋肉の緊張が強くなったりして、運動機能に障害があらわれるものです。

脳性麻痺の症状は主に運動機能にあらわれますが、赤ちゃんの発達には個人差が非常に大きいことから、6ヶ月健診で脳性麻痺が診断されることが多くなっています。

一般的には、脳性麻痺には下記のような特徴があります。

 

脳性麻痺の特徴

  • 首がなかなか座らない。
  • 身体の反り返りが強い。
  • 授乳が上手にできない。(筋肉の強い張りが喉にあらわれた場合)
  • 手足を突っ張る。
  • 麻痺を起こす。
  • お座り、立つ、歩くなどの運動機能が遅れる。

これらの症状は健康な赤ちゃんにも表れる特徴なので、脳性麻痺かどうかを見分けるのはとても難しいです。

首すわりが遅いと気になるときは、日頃から赤ちゃんの動作や行動をよく観察するようにしましょう。

不安なことがあれば小児科で相談するようにしてくださいね。

 

まとめ

赤ちゃんの首すわりが遅い原因ついてご紹介しました。

首すわりの早い赤ちゃんは、生後3ヶ月頃からしっかりしている場合もありますよね。

もしかしたら、周りにもいらっしゃるかもしれませんが、首すわりの早い赤ちゃんと比べてあまり心配しすぎないようにしましょう。

首すわりが遅い赤ちゃんは、その後の発達も遅いかというとそうではありませんし、逆に首がすわるのが早くてもその後の成長はゆっくりという赤ちゃんもいます。

赤ちゃんの首のすわりについては、多少遅くてもその後の発達には問題がないことがほとんどです。

それでも、生後6カ月過ぎても首がすわらない場合や、首すわり以外にも赤ちゃんの様子で気になることがあれば、早めに医療機関に相談してくださいね。

 

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