赤ちゃんの病気・トラブル

赤ちゃんの耳が臭いのはなぜ?考えられる3つの病気とは?

更新日:

赤ちゃんの耳の臭いを気にされるママは、意外と多いものです。

なんだか耳の中が臭い!

「普段から耳掃除をしているのにどうして?」と思われるかもしれませんが、赤ちゃんの耳が臭い、耳だれが出るなどのトラブルはよくあることです。

ですが、なかには病気のせいで耳が臭くなっていることもあるので注意が必要です。

そこで今回は、赤ちゃんの耳が臭い原因や、病院への受診が必要な病気などについても詳しくご紹介します。

スポンサーリンク

 

赤ちゃんの耳が臭い!主な原因は?

赤ちゃんの耳が臭いというのは、多くのママさんから聞かれますが、そのほとんどは心配のないものです。

まずは、赤ちゃんの耳の臭いを引き起こす、主な原因についてご紹介します。

赤ちゃんの向き癖で耳が蒸れる

赤ちゃんの向き癖が原因で、耳が臭くなることもあります

横向きで寝ていると、吐いた母乳やミルク、涙、汗などが下側の耳に入ってしまい、蒸れて臭くなってしまうことも。

また、赤ちゃんは皮脂の分泌が激しいだけでなく、とても汗っかきなので耳のニオイの原因になりやすいのです。

耳の穴も、アポクリン腺という汗腺から汗が出ているんですよ。

赤ちゃんの向き癖で、片方の耳をいつも下にして寝ていると、下にしている方の耳だけ臭いということがよくあります。

この場合は、赤ちゃんの寝る向きがいつも同じ方向にならないようにして、耳の周りをきれいに拭いて、清潔に保つようにしましょう。

 

胎児のときの羊水が耳の中に残っている

もう一つの主な原因は、胎児のときの羊水が耳の中に残っていて、それが黒い耳垢になり、臭っている場合もあります。

赤ちゃんの耳の中から黒いかたまりが出てくると、ママもびっくりしてしまいますよね。

一般的には、この黒い耳垢も自然に外に押し出されてくるものなので、あまり心配はいりません。

ですが、ときには耳垢が硬く固まってしまうこともあるので、耳の臭いがとれずに気になるときは、耳鼻科を受診して耳垢を取ってもらいましょう。

また、赤ちゃんの耳が臭い原因は、上記以外にも病気の可能性が考えられます。

 

赤ちゃんの耳が臭いときに考えられる3つの病気とは?

赤ちゃんの耳が臭くても心配のない場合が多いですが、耳だれが出るような場合は病気の可能性も考えられます。

赤ちゃんの耳が臭いときに考えられる、主な3つの病気についてご紹介します。

下記の3つの病気が疑われるときは、早めに耳鼻科を受診するようにしましょう。

外耳炎

外耳炎は外耳道炎ともいわれ、耳の穴(耳の入り口)周辺から鼓膜までの外耳道に起こる炎症のことを言います

外耳炎になるとかゆみや痛みを伴い、ときには白や黄色の膿のようなものが出ることもあり、耳が臭くなる原因にもなります。

赤ちゃんの外耳炎の原因は、ほとんどは耳掃除のし過ぎによるものです。

外耳道の皮膚は非常に薄いので、綿棒で優しく拭いたつもりでも刺激になってキズを付けてしまい、外耳炎を起こしてしまうのです。

お風呂上がりの耳掃除、キレイにしようとしてかえって害になっていることが、とても多いので気を付けたいですね。

 

外耳道湿疹

外耳道湿疹は外耳炎のひとつで、外耳道にただれや湿疹などの症状が起こることを言います

耳垢も黄色い汁のようなネバネバしたもので、臭いニオイがします。

外耳道湿疹の原因は、耳掃除などによる傷、脂漏性湿疹やアトピー性皮膚炎などが考えられます。

また、赤ちゃんの場合は母乳やミルク、よだれが垂れて耳の中に流れ込むことも外耳道湿疹の原因とされています。

外耳道湿疹は、外耳炎と同じように耳掃除などの刺激や傷が原因で起こるので、お風呂上がりの耳掃除は特に気をつけて下さいね。

 

急性中耳炎

中耳炎は風邪などをきっかけに、鼓膜の奥に細菌が入って起こる感染症です。

耳と鼻は奥でつながっているので、鼻水が出たり、のどが赤かったりすると、鼻やのどの細菌が耳に入って中耳炎を起こしやすくなります。

鼻水が出るたびに中耳炎になる赤ちゃんも多いので、3歳くらいまでは特に注意してくださいね。

また、中耳炎がひどくなると鼓膜が破れて、耳だれとして中から膿が出てくるので、これが耳が臭い原因にもなります。

もし、赤ちゃんの耳が臭くて、黄色い耳だれがたくさん出るようなら中耳炎を起こしている可能性があります。

赤ちゃんが中耳炎になると、

  • 発熱が続く(38度以上の高熱が出ることも多い)
  • 耳を痛がる
  • 耳をよく触る
  • 耳だれが出る(膿などが出る)
  • 機嫌が悪い
  • 夜泣きをする
  • 鼻水が続いている

などの症状が見られます。

特に赤ちゃんが耳を気にしたり、引っ張ったりするようなしぐさなど、病気のサインを見逃さないようにしてくださいね。

スポンサーリンク

 

赤ちゃんの耳垢はどのタイプ?乾型?湿型?

耳垢は大きく分けると、乾燥したタイプと湿った柔らかいタイプに分かれます。

日本人の7~8割は乾燥した耳垢で、これは親から受け継いだ遺伝子によって決まってくると言われています。

赤ちゃんの耳垢が、何だかいつも湿っぽい・・・

そう感じているママもいるかもしれませんが、生まれたばかりの赤ちゃんは、胎内にいたときの羊水などの影響を受けて、湿っぽいベタベタした耳垢になることもよくあります。

また、新生児のときは湿っぽい耳垢が、月齢が進むとカサカサになったりする赤ちゃんも多いので、乾型か湿型の判断はすぐにはつかないということですね。

もし、赤ちゃんの耳垢が湿型の場合は、特に横向きに寝ることで耳の中も蒸れやすく、臭いにつながってしまうので、上手に寝る向きを変えてあげましょう。

また、赤ちゃんが湿型耳垢の場合、外耳炎などを起こして耳がジクジクして湿っていても区別がつきにくいので、気になるときは早めに耳鼻科で診てもらってくださいね。

 

赤ちゃんの耳掃除は自宅でしない方がいい?

赤ちゃんの耳掃除、普段どのようにされていますか?

もともと、耳には自浄作用というものがあるので、耳垢は奥から外へ自然と押し出されていくようになっています。

また外耳道(耳の穴の中)には細菌の進入を防ぐ働きもあり、耳垢自体にも抗菌作用があるので、耳掃除はあまりしないほうがいいと言われています。

他にも、耳掃除をしない方がいい理由として、

  • 綿棒などで、逆に耳垢を奥に押し込んでしまう。
  • 耳掃除をしすぎると皮膚が荒れて、炎症や湿疹の原因になる。
  • 子供が嫌がって動いたりすると、外耳道を傷つける可能性がある。
  • 耳掃除をしないことよりも、外耳道を傷つけてしまうリスクの方が高い。

などが考えられます。

耳の中の皮膚は、とても薄くてデリケートです。

綿棒などの、ちょっとした刺激でも外耳炎になることも多いので、頻繁に耳掃除するのは、赤ちゃんにとって好ましいものではないですね。

ただし、ねっとりした耳垢の赤ちゃんや、耳垢が硬く固まっている場合などは、自然に外に出るのが難しいのできちんと耳鼻科で診てもらうようにしましょう

ママにとって赤ちゃんの耳掃除はとても気になると思いますが、自分でやるのではなく、年に2~3回耳鼻科に行って耳垢を取ってもらったほうが安心ですね。

 

まとめ

耳の穴の奥は骨部外耳道といって、皮膚は非常に薄く0.2㎜の厚さしかありません。

綿棒で軽くこすっただけでも、傷がついてしまう薄さなのです。

大人も、耳を気にしてちょっと擦り過ぎると、すぐに汁のようなものが出たりしますよね。

赤ちゃんの耳も、臭いを気にして耳掃除をやり過ぎないようにしましょう。

また、耳だれが出るようなときや、少しでも赤ちゃんに気になる様子があれば自己判断せず、早めに耳鼻科に相談するようにしてくださいね。

 

-赤ちゃんの病気・トラブル

error: Content is protected !!

Copyright© ママの豆知識 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.