赤ちゃんの気になることや症状

赤ちゃんの体重が増えないのはどうして?病気の可能性は?

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赤ちゃんが元気そうにしていても、なかなか体重が増えないことがあります。

これまで順調に増えていた赤ちゃんの体重が、急に増えなくなると・・・

「もしかしたら、母乳の出が悪いのでは?」「ミルクを足した方がいいのかな?」などと、いろいろ心配になってしまうことも。

赤ちゃんの体重が増えない理由が分からないと、病気の心配までしてしまいますよね。

そこで今回は、

  • 新生児や赤ちゃんの体重増加の目安
  • 赤ちゃんの体重が増えない原因と対処法
  • 赤ちゃんの体重が増えないときに考えられる病気

について、詳しくご紹介します。

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新生児・赤ちゃんの体重増加の目安は?

赤ちゃんの体重の増え方は、発育の一つの目安になることからとても気になるのではないでしょうか?

赤ちゃんの体重の増え方でよく言われているのが、

  • 生後1ヶ月で出生体重より1kg増加する。
  • 生後3ヶ月で体重が生まれたときの約2倍になる。
  • 1歳で生まれたときの約3倍になる。

これらは赤ちゃんの体重増加の目安として一般的ですが、体重の増え方は個人差が大きく、月齢によってもずいぶん変わってきます

特に新生児の場合、母乳やミルクを上手に飲めなかったり、ママの母乳量もまだ十分でなかったりするので、赤ちゃんの体重が思うように増えないこともよくあります。

体重の増減だけでなく赤ちゃんの機嫌、おしっこやうんちの量なども確認しながら、母乳やミルクが不足しないように気を付けましょう

赤ちゃんの1日当たりの体重増加の目安は、月齢によって少しずつ変わっていくので、下記を参考にしてみてくださいね。

  • 新生児・・・30g前後  (※生後3~5日間に「生理的体重減少」のため5~10%程度減少しますが、1~2週間で出生体重に戻ります。)
  • 生後2~3ヶ月・・・30g前後
  • 生後3~6ヶ月・・・15~20g
  • 生後6~12ヶ月・・・10~15g

上記の1日当たりの体重増加の目安は、あくまでも一般的な目安です。

赤ちゃんの体重が思うように増えないことは多々あるので、機嫌がよく母乳やミルクが飲めている場合はあまり心配しすぎないようにしましょう。

体重の増え方や身長の伸びが順調かどうかは、母子手帳の成長曲線でも確認してみてくださいね。

 

赤ちゃんの体重が増えない原因や対処法は?

赤ちゃんの体重が増えない原因は、月齢によってそれぞれ異なります。

また、毎日同じように体重が増えていくわけではないので、あまり気にしすぎずに、1週間や1ヶ月単位で体重増加を見ていくといいですね。

月齢ごとに赤ちゃんの体重が増えない原因や対処法をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

新生児期

新生児の場合、体重が増えないときの主な原因は母乳やミルクの量が足りていないことが考えられます。

生まれたばかりの赤ちゃんは、

  • まだ、母乳やミルクを上手く飲めない。
  • 体力的にたくさんの量を飲むことができない。
  • 母乳の出が悪い。

などの理由で、母乳やミルクが十分に足りてない可能性があります。

母乳やミルクが不足しているかどうかは赤ちゃんの体重を量るか、尿の回数からでも判断できます。

個人差はありますが、新生児の尿の回数は10~20回くらいなので、日頃から尿の回数をチェックしておくといいですね。

特に、母乳育児の赤ちゃんは体重が増えないと悩むママも多いですが、産後すぐに母乳が順調に出る人ばかりではありません。

母乳の出が安定するまで1ヶ月以上かかる場合もありますので、あまり体重増加がみられない場合は、授乳間隔を見直して授乳回数を増やすようにしましょう

一般的に、1ヶ月健診までに生まれたときよりも1kgくらい体重増加がみられますが、それよりも少なくても1日平均25g以上増えている場合は過度に心配することはありません。

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生後2~3ヶ月

生後2~3ヶ月は、新生児期と同じように1ヶ月で1kg前後の体重増加が見られる時期です。

この時期に赤ちゃんの体重が増えない原因は、まず母乳やミルクの不足が考えられます。

  • 授乳にすごく時間がかかる。
  • 授乳間隔が短く、昼も夜も頻繁に起きてしまう。
  • 便や尿の回数が減っている。

などの、様子が見られるときは母乳不足を疑ってみましょう。

ミルクの場合は、飲んだ量が把握できるので不足かどうかの判断はつきますが、母乳の場合は授乳前後の体重を量って判断してくださいね。

母乳不足が考えられる場合は、ミルクを追加したり、夜間の授乳間隔もあまり空かないように気を付けてくださいね

また、生後3ヶ月くらいになって体重が増えない原因として、もう一つ考えられるのが早くから寝返りをするようになった場合です。

早い赤ちゃんは、生後3ヶ月くらいで盛んに寝返りができるようになります。

この場合、母乳やミルクをしっかり飲めていても運動量が多いため、体重増加が少ないこともあります。

 

生後4~6ヶ月

生後4~5ヶ月くらいになると、赤ちゃんの体重の増え方少しずつ少なくなってきます。

この頃になると、寝返りやハイハイができる赤ちゃんが増えてきますよね。

寝返りやハイハイができるようになると、自然と運動量が増えて消費するエネルギーが増えるため、体重の増え方は緩やかになります

また、この頃になると赤ちゃんの満腹中枢も形成されてくるので、母乳やミルクの飲み方も変わってきます。

今までのように、お腹いっぱいになっても飲み続けることもなく、自然と飲む量もコントロールされてくるので、体重の増え方も少なくなるのです。

これまでよりも体重の増え方が少ないので、心配されるママさんもいるかもしれませんが、この時期は体重の変化があまりなくても大丈夫な場合がほとんどです。

この時期は、1日15~20gくらいの体重増加が一般的とされています。

あまり体重増加が見られなくても、母乳やミルクがしっかり飲めていて、他に気になることがなければ心配はいりません。

 

生後7ヶ月~12ヶ月

生後7~12ヶ月は、離乳食が始まり授乳回数も減ってくることから、体重の増え方もますます緩やかになっていきます。

離乳食も何も抵抗なく進められる子もいますが、なかには離乳食を嫌がって進まないために、体重が増えないこともあります。

離乳食を嫌がったり、母乳の量がだんだん減ってきて母乳不足になったりすると、必要な栄養が補いきれていない可能性もあります。

離乳食が3回食になる9ヶ月頃になっても、離乳食があまり進まない赤ちゃんや体重増加が少ない場合は、フォローアップミルクの利用も検討しましょう

この頃から赤ちゃんによって、体重の増え方に違いが出るようになりますが、1日に10~15gくらい増えていればあまり心配しないでくださいね。

 

赤ちゃんの体重が増えない!病気の可能性は?

小さな赤ちゃんは、風邪やウイルス性胃腸炎などの急性の病気にかかると、すぐに体重が減ってしまいます。

普段から体重の増減だけにとらわれないで、赤ちゃんの機嫌や母乳やミルクの飲み方、睡眠状態など全体の様子を見るように心がけましょう

赤ちゃんの体重が増えないだけで、他に症状がない場合はあまり心配ありませんが、ときには大きな病気が隠れていることも心配考えられます。

特に新生児の場合、下記のような病気で赤ちゃんの体重が増えない可能性もあります。

 

赤ちゃんの体重が増えないときに考えられる病気

■ 先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)

生まれつき、甲状腺で甲状腺ホルモンをつくる働きが弱い病気 。

新生児期の黄疸がなかなか治らず、母乳の飲みが悪い、体重が増えないなどの症状が表れます。

■ 肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう)

生後3週間から生後3ヶ月前後の赤ちゃんに見られ、胃の出口が狭くなるため飲んだ母乳やミルクを勢いよく吐く病気。

治療が遅れると、体重が増えずに出生体重を下回ってしまうこともあります。

■ ヒルシュスプリング

重い便秘や腸閉塞を起こす先天性の病気。

腹部の強い張り、母乳やミルクを嫌がる、嘔吐を繰り返すなどため体重減少が見られます。

これらの病気は、体重が増えないだけでなく、早い段階で病気の症状が表れるので少しでも赤ちゃんの様子がおかしいと感じたときは、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

 

まとめ

赤ちゃんの体重が増えない原因は、個人差だけでなく月齢によっても大きく違ってきます。

赤ちゃんの体重の増え方や身長の伸びは、母子手帳の成長曲線が一つの目安になるので、グラフ内で体重が増えていればあまり心配しないでくださいね。

また、母乳やミルクが足りているかどうかは、赤ちゃんの手足の動きや表情、おしっこの回数など全身状態を見ながら判断するようにしましょう。

それでも、体重の増え方があまりにも少ない、母乳が足りているかどうかが不安など、少しでも気になることがあれば小児科や保健センターなどで相談してみてくださいね。

 

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