成長と発達

赤ちゃんの人見知りはいつからいつまで続く?原因や激しいときの対策は?

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誰にでも抱っこされていた赤ちゃんが、ある日突然・・・

「ママがいい~!」と、泣き出してしまう人見知り。

どんなに泣きじゃくっていても、ママが抱っこするとピタッと泣き止んでしまう姿はとてもかわいいですね。

ですが、赤ちゃんの人見知りも激しいと、他の人に預けることができないのでママも大変ですよね。

また、赤ちゃんの人見知りについて、いつからいつまで続くのかも気になるのではないでしょうか?

そこで、今回は赤ちゃんの人見知りの原因や時期、人見知りが激しいときの対策などについて詳しくご紹介します。

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赤ちゃんが人見知りするのはなぜ?

赤ちゃんの人見知りは、成長過程で多くの子が経験するものです。

ついこの前まで、誰にでも抱かれてニコニコしていたのに、急にママじゃないと嫌だと泣かれてしまう・・・

そんな赤ちゃんの人見知りの原因は、科学技術振興機構(JST)と東大大学院教授などの共同研究によると、

赤ちゃんの「人見知り」の行動は単なる怖がりではなく、「相手に近づきたい」でも「怖い」、そう言った心の葛藤によるものだと報告されています。

「近づきたい…でも怖い。」

「どうしよう…やっぱり怖い。」

赤ちゃんも怖いもの見たさみたいな気持ちになるんですね。

つまり、赤ちゃんが人見知りするのは、成長してママ以外のいろいろな人に興味を持ち始めたということなのです。

これまでは赤ちゃんが人見知りするのは、母親と他人の区別がつくようになったためだと言われていましたが・・・

赤ちゃんは生後間もないときから、すでに母親を認識していることが報告されています。

赤ちゃんの人見知りは、相手に近づきたい(接近行動)と、怖いから離れたい(回避行動)の入り混じった気持ちから起こる行動だったのです

 

人見知りする子としない子、何が違う?

赤ちゃんの人見知りは個人差が大きく、人見知りが激しい子もいれば全くしない子もいます。

赤ちゃんが人見知りをするかどうかは、生まれ持った気質が大きく関係していることが先の研究結果でも報告されています。

研究では、人見知りが強い赤ちゃんほど、

  • 相手に近づきたいという思いが強いけど、とても怖がり。
  • 相手の目を見ると、反射的に恐怖を感じてしまう。
  • 相手に見続けられると目をそらし、相手がよそ見をしている間に観察する。
  • 相手とコミュニケーションをとるのにためらいが見られる。

などの特徴がみられることが分かっています。

逆に人見知りしない赤ちゃんは、

  • 相手に近づきたいという思いがそれほど強くない。
  • あまり怖がりではない。
  • 知らない相手の顔でも、しっかり見続ける。
  • 相手とコミュニケーションをとろうとする。

などの特徴が見られます。

これらの「相手に近づきたい」「怖がり」などの特徴は、赤ちゃんの生まれ持った気質からくるもので、人見知りが強い赤ちゃんほどこういった気質が強いということです。

そして、どちらの赤ちゃんも相手の目に注目しますが、人見知りする赤ちゃんほど、相手の「目」に敏感に反応し怖がることも分かっています。

人見知りが強いかどうかは、赤ちゃんの生まれ持った気質によるもので、一つの個性と捉えましょう。

また、赤ちゃんの人見知りは気質以外にも、育った環境や人とのかかわり方などが関係するのでは?と気にされるかもしれませんね。

大家族だったり、日頃から多くの人と関わる機会が多かったりすると、人見知りになりにくい傾向がありますが、それほど大きな影響はないと考えられます

同じような環境で育った兄弟でも、人見知りする子もいれば全くしない子もいるので、生まれ持った個性だと考えて見守ってあげましょう。

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赤ちゃんの人見知りはいつからいつまで?

赤ちゃんの人見知りは、一般的には生後6ヶ月~7ヶ月頃に始まると言われていますが、早い子は生後5ヶ月頃から始まることもあります

人見知りが始まる時期や、人見知りの強さは個人差が大きく、

  • 人見知りをしない子
  • 1歳過ぎてから人見知りが始まる子
  • 人見知りが弱くて気付かない子

など、まちまちです。

赤ちゃんの人見知りが全く見られない場合もありますし、この時期までに必ず始まるというものではありません。

また、人見知りがいつまで続くかは性格や人見知りの強さ、始まった時期などにもよっても変わってきますが、1~2歳までには落ち着くことが多いと言われています

人見知りが落ち着く時期も個人差が大きく、なかには3~4歳くらいまで続く子もいるので、少し長い目で見てくださいね。

 

赤ちゃんが人見知りしない!発達障害の心配はある?

発達障害の赤ちゃんには、人見知りしないなどの特徴が見られることがあるため、心配されるママさんもいるかもしれませんね。

ですが、一般的に人見知りするかどうかだけでは、発達障害があるかどうかの判断はつきません。

人見知りしない子でも、その後の発達に問題がない場合が多いですし、逆に人見知りがひどいのに自閉症などの発達障害の子もいます。

人見知りは個人差が大きいため、人見知りするかどうかだけではなく、他に発達障害の症状が複数ないかどうかを確かめる必要があります

たとえば、

  • 一人にしても泣くことが少ない。
  • 後追いすることがない。
  • 名前を呼んだり、あやしたりしても反応しない。
  • 目を見ようとせず、視線も合わない。
  • 感覚が敏感になっているため、抱っこされるのを嫌がる。

など、特に赤ちゃんの感情表現の有無について、注意して見てくださいね。

人見知りしないこと以外に、愛着行動が見られない、感情表現が乏しいなど不安なことがあれば専門機関に相談するようにしましょう。

 

赤ちゃんの人見知りが激しいときの対策は?

人見知りは時期が来れば治まるものですが、赤ちゃんに毎回泣かれてしまうとママも辛いものです。

特に、赤ちゃんの人見知りが激しい場合や、親しい人に人見知りしてしまうときは、ママも対応するのが大変ですよね。

そこで、人見知りする赤ちゃんへの対策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんの人見知り対策

  • 恐怖を感じるので、なるべく赤ちゃんの目を見ないようにしてもらう。
  • 赤ちゃんの顔をのぞき込まないようにしてもらう。
  • 人見知りの赤ちゃんは見られ続けると怖がるので、できるだけ注目しない。
  • 慣れない人に急に近づけたり、抱っこさせたりしないで少しずつ慣らす。
  • 赤ちゃんが相手を怖くないと認識できるまで、ゆっくり時間をかける。
  • 人見知りして困る相手の写真や動画などを、あらかじめ見せておく。
  • 人見知りする相手と、ママが親しくしているところを赤ちゃんに見せて安心させる。
  • 人見知りする赤ちゃんも、人に興味があって近づきたいという思いがあるのでいろいろな人と会う機会を与える。(視線に注意しながら)
  • 慣れない場所は赤ちゃんにとって不安が募るので、親しい人の場合は自宅に来てもらって少しずつ慣らす。

 

まとめ

人見知りが強い赤ちゃんはただ怖がっているのではなく、相手に興味をもって強く相手と関わろうとしていることが分かっています。

つまり、人見知りする子はママ以外の人を嫌がっているのではなく、むしろ他の人に対して強い興味を示しているサインでもあるんですね。

これまで身近な人しか認識できなかった赤ちゃんが、いろいろな人にも興味を持つようになって人見知りが始まります。

赤ちゃんの成長を楽しみながら、長い目で見てあげてくださいね。

 

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