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米の虫はどこからわくの?駆除方法や米の保存方法はどうする?

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米びつや米袋をあけると、中から虫が出てきてびっくりした経験はありませんか?

なかには、「お米に虫がつかないように虫よけもしているのに…」といった方もいるかもしれませんね。

保存状態によっては、未開封の米袋の中に虫がわいてしまうことも珍しくありません。

いったい、どうしてお米に虫がわくのか、食べても大丈夫なのかなど気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、

  • お米につく虫はどこからわく?
  • お米に発生する虫の種類と駆除方法
  • 虫がわいたお米を食べても健康被害はない?
  • お米に虫がつかない保存方法

について詳しくご紹介します。

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お米につく虫はどこからわくの?

よくお米に「虫がわく」といった言い方をしますよね。

ですが、虫が自然に発生することはないので、気が付かない間に何らかのルートで虫が家の中に侵入してきたことが考えられます。

たとえば、お米を収穫してから精米に至るまでの過程や輸送中、精米した後の保管中など、至る所で虫の卵や幼虫、成虫などが入り込む可能性があります

他にも、お米につく虫は他の穀類や食品にも付くことが多いので、家の中の他の場所でわいた虫がお米の中に侵入したりすることもあります。

お米につく虫の中には飛ぶことができる虫や、お米の袋を食い破って侵入してくるものまでいるため、どこからでも侵入する可能性があるのです。

ですから、米につく虫や卵がどこで混入したのか、どこから侵入したのかを確かめるのはとても難しいです。

白米や玄米にかかわらず、高温多湿の環境で保存するといろいろな害虫が繁殖しやすくなるので注意しましょう。

 

お米に発生する虫の種類は?

お米に発生する主な虫は、「コクゾウムシ」と「ノシメマダラメイガ」です。

他にもココクゾウムシ、コナナガシンクイ、コクヌストモドキ、バクガなど貯蔵穀物類を食べる害虫はたくさんいますが・・・

ここでは、お米につく虫としてよく知られているコクゾウムシと、ノシメマダラメイガについて特徴などをご紹介します。

コクゾウムシの特徴

コクゾウムシは米や麦、トウモロコシ、乾麺やマカロニなどの加工品などにつく虫で、特に貯蔵米の害虫としてよく知られています。

成虫の体長は2.9~3.5㎜程度で、体の色は赤褐色~黒褐色をしていて、お米の中を黒っぽい光沢のある虫がはっているのですぐに目につきます。

コクゾウムシはその名のとおり口先が象の鼻のように長く伸びていて、この口先で米に穴をあけて卵を産み付けます。

やがて幼虫はお米の中で成長していき、成虫になってから米を食い破って出てきます。

つまり、コクゾウムシの成虫は見ることができますが、卵やさなぎ、幼虫はお米の中に入っているので私たちの目に触れることはありません

 

ノシメマダラメイガの特徴

ノシメマダラメイガは体長が7~8㎜程度のとても小さなで、私たちの身の回りのどこにでもいる虫です。

米以外にもお菓子、ラーメン、ドライフルーツ、ドッグフードなど、油脂分が多く含まれた食品を好んで侵入してきます

ですから、ノシメマダラメイガが米以外の場所で繁殖して、知らないうちにお米の保存容器に移動してくることもよくあります。

ノシメマダラメイガの成虫は米に卵を産みつけると、やがて幼虫が生まれ米の胚乳部分やぬか層を好んで食べ成長していきます。

幼虫は小さなイモ虫の形態をしていて、さなぎになるときに白い糸を出すため、お米の粒がくっついて塊になってしまいます

さなぎはやがて羽化して、蛾になって部屋の中を飛び回るようになります。

 

虫がわいた米を食べても健康被害はない?

「お米に虫がついてしまうと食べる気がしなくなる。」といった方も多いかもしれませんね。

実際お米に虫が湧いてしまうと、気分のいいものではありませんが・・・

米につく虫は毒性がないので、たとえ虫がついた米や虫そのものを食べてしまっても、健康被害が起きることはほとんどありません

ただし、ダニ、エビ、カニにアレルギーのある方は米についた虫を食べることで、アレルギーを起こす可能性もあるので注意してくださいね

農薬を使わずに育てたお米や、薬品を使用しないで長期貯蔵されたお米の場合は、よく虫が発生すると言われています。

お米につく虫は殺虫剤を使えば簡単に駆除できるもので、お米に虫が発生するということは殺虫剤や残留物が存在していないことの証明にもなりますね。

一般的には、お米に虫がついたからといって捨ててしまう必要はありませんが、お米についた虫や変色した米粒を取り除いて食べる必要があります。

せっかくのお米を捨てるのはもったいないので、気持ちよく食べられるようにお米についた害虫をしっかり駆除しましょう。

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お米についた虫の駆除方法は?

お米に虫がついたままにしていると、あっという間に増えてしまいます。

特にノシメマダラメイガが発生した場合、お米だけでなく周りの食品にも侵入して卵を産みつけている可能性があるので、周りの食品を念入りに調べるようにしましょう。

もし、米以外の他の食品にノシメマダラメイガが発生している場合は、食品を破棄して周辺を徹底的に掃除するようにしてくださいね。

お米についたコクゾウムシノシメマダラメイガなどの害虫は意外と簡単に駆除できるので、お米の量や虫の発生状況などにあわせて駆除しましょう。

お米につく虫の代表的な「コクゾウムシ」と「ノシメマダラメイガ」の駆除方法をご紹介しますので、自分に合った方法を試してみてくださいね。

 

【コクゾウムシの場合】

  • 成虫も幼虫も洗えば水に浮くので、すぐ食べる場合はしっかり洗い流して除去する。
  • 虫がついたお米をビニールシートや新聞紙などの上に広げて、数時間明るい光を当てると成虫は勝手に逃げていく。(直射日光に当てるとお米が割れたり、味が落ちたりするので日陰干し程度にする。)
  • お米を冷凍するとコクゾウムシの成虫も卵も駆除できるが、食べるときには虫をより分ける必要がある。

【ノシメマダラメイガの場合】

  • 幼虫とさなぎは水の中に入れると浮いてくるので、お米をよく洗い流す。
  • 幼虫は日に当てると這い出して逃げていく。(日光に当てすぎると味が落ちるので注意する。)
  • お米がくっついてかたまりになっている場合は、目のあらいザルなどで振るって巣ごと取り除く。
  • 成虫は夜行性で、夜間室内を飛び回ることが多いので捕まえて駆除する。

※  虫を駆除した後は、お米が入っていた容器は虫の卵やヌカが残っているのできれいに洗ってしっかり乾燥させましょう。

 

お米に虫がつかない保存方法は?

お米を購入したとき、移し替えずに袋のままの状態で保存したりしていませんか?

お店で販売されているほとんどのお米の袋には、小さな空気抜けの穴が開いています。

この空気抜けの穴は輸送中やお店でお米を積み上げたときに、重量によって袋がパンクしないように開けられているものです。

実はこの穴が開けられているために、湿気の多い場所に置いておくと湿気を吸ってしまったり、虫の侵入経路になったりすることがあります。

湿気や虫がつく原因にもなるので、購入したときの袋のままお米を保存したりせず、必ず米びつや密閉容器に移し替えるようにしましょう

お米に虫がつかない保存方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • ぬかが古くなると虫の発生原因になりやすいので、お米を移し替えるときは容器を毎回洗ってよく乾燥させる。
  • 計量器付きの米びつを使用している場合、新しいお米を入れる前にきれいに掃除をする。(お米の継ぎ足しは避ける。)
  • 常温で保存する場合は、なるべく空気に触れないようにお米を密閉容器に保存する。(空気に触れると酸化が進んでしまう。)
  • コーヒーなどの空き瓶や空きペットボトルを使って、小分けして冷暗所に保存する。(空気が入らないように瓶の口にいっぱいにお米を入れる。)
  • 防虫効果の高い、鷹の爪(赤唐辛子)などをお米と一緒に入れて保存する。
  • お米の保存に最適な温度は12~14℃なので、夏場は冷蔵庫の野菜室にお米を入れるのがおすすめ。
  • 常温で保存する場合は、できるだけ風通しがよく、涼しい場所、暗い場所を選ぶ。
  • 冷蔵庫やレンジなど、熱を発散させる家電の側を避けて保存する。
  • 白米を常温で保存する場合は、1ヶ月をめどに早めに使い切るようにする。

 

まとめ

お米に虫がつかないようにするためには、普段から米びつなど保存容器にぬかが残らないように、こまめに掃除をするようにしましょう。

また、一度お米に虫がついてしまった米びつは念入りに洗って、日光消毒してからお米を入れなおしてくださいね。

お米につく虫は15℃以下になるとほとんど活動しなくなるので、できれば保冷庫や冷蔵庫に入れるのが理想的ですが、量が多いとなかなかそうもいきませんよね。

玄米も白米と同じように高温多湿の環境下で保存すると、どうしても害虫が繁殖しやすくなるので、保管場所には十分注意しましょう。

 

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