鶏そぼろは手軽に作れるだけでなく、冷凍すれば長期保存できるので作り置きするにはぴったりのおかずです。
たくさん作ってそぼろ丼にしても美味しいですし、余ったらお弁当にも入れられるのでとても重宝しますよね。
そぼろはいろいろなアレンジも楽しめるので、まとめて作って上手に冷凍保存しておきたいものです。
そこで今回は、
- 鶏そぼろの日持ち
- 鶏そぼろの冷凍方法と注意点
- 鶏そぼろの上手な解凍方法
について、詳しくご紹介します。
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目次
鶏そぼろは冷蔵でどれくらい日持ちする?
鶏そぼろを家庭で作って保存するときは、味付けを濃くして水分を飛ばしておけば冷蔵で4~5日ぐらい保存できます。
とは言っても、家庭で調理した鶏そぼろの日持ちは、調理方法や保存状態によっても違ってくるので、できるだけ早めに食べきるようにしましょう。
2~3日以内に食べないときは、チルド室に保存した方が安心ですね。
また鶏そぼろの水分量が多かったり、空気に触れる面積が大きかったりすると品質劣化が進むので保存方法にも十分注意しましょう。
鶏そぼろを冷蔵で日持ちさせるには、
- そぼろの水分をしっかり飛ばす。
- お皿に保存するときはラップをそぼろに密着させる。
- 保存袋の場合は空気を抜いておく。
これらの点に注意して冷蔵保存しましょう。
また、長期保存する場合だけでなく、鶏そぼろの味付けが薄かったり汁気が多かったりするときも傷みやすいので、念のために冷凍保存した方がいいですね。
鶏そぼろの冷凍保存!押さえておきたいポイントは?
鶏そぼろは冷凍すれば1ヶ月以上保存することができます。
ですが、保存期間が長くなると風味が落ちてくるので、1ヶ月を目安になるべく早めに使い切るようにしましょう。
鶏そぼろの味や品質を落とさずに冷凍するコツは、何といっても酸化と乾燥を防ぐことです。
保存中に鶏そぼろが空気に触れると酸化・乾燥してしまい、冷凍やけを起こし品質が落ちてしまうので注意が必要です。
鶏そぼろの冷凍保存方法やポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 調理したあと粗熱が取れたらフリーザーバックに平らにして入れ、空気を抜いて冷凍室に入れる。
- フリーザーバッグに鶏そぼろを直接入れる場合は、後からパリッと割って使えるように菜箸などで折り目をつけておく。
- 1回分ずつラップに小分けしてから、フリーザーバッグに入れて冷凍してもいい。(凍りやすいように平らにする。)
- 小分けせずに密閉容器にまとめて冷凍する場合は、鶏そぼろが完全に固まる前にかき混ぜておくとパラパラして使いやすい。
- 冷凍するとき、熱伝導の良い金属製のトレーなどにのせて冷凍すると早く凍らすことができる。
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鶏そぼろを冷凍するときの注意点!
鶏そぼろは、冷凍すれば3~4週間たっても美味しく食べることができます。
使うときに解凍して温めるだけなので、調理時間の短縮にもつながりとても便利ですが・・・
鶏そぼろを冷凍して作り置きするときは、味や食感、品質などを損なわないようにするために次のような点に注意が必要です。
お弁当に入れるときは濃いめの味付けに
おかずを作り置きするときは、甘味や酸味、塩分などを多めして味付けをすると保存性が高まります。
鶏そぼろをお弁当に入れるときは、解凍して少し味付けを濃くするか、お弁当用に初めから濃いめの味付けをしておくといいですね。
殺菌効果のある食材を使う
鶏そぼろを作るときに、しょうがを入れる方も多いのではないでしょうか?
しょうがには殺菌効果があるので、鶏そぼろを日持ちさせたいときやお弁当に入れるときなどにも、しょうがを使うと安心ですね。
なるべく急速冷凍させる
食品の品質を落とさずに冷凍するには、できるだけ急速冷凍することが大切です。
ゆっくり時間をかけて冷凍すると、食品の細胞を壊してしまいそこから水分や旨み成分流れ出して、風味や食感が落ちてしまいます。
急速冷凍した場合は組織の損なわれ方が少なくて済むので、鶏そぼろを冷凍するときはできるだけ急速冷凍するように心がけましょう。
冷蔵庫に急速凍結する機能がついている場合は、ぜひ活用してくださいね。
急速凍結する機能がない場合は、鶏そぼろをフリーザーバッグなどに入れたときに、できるだけ厚さを薄くして冷凍室の温度調節も最も冷えるようにセットするようにしましょう。
空気を遮断して保存する
鶏そぼろを冷凍するときは、乾燥や酸化を防ぐためにラップや保存袋などに入れた後、できるだけ空気を遮断することが大切です。
食品は空気に触れる面積が大きいほど品質が落ちてしまうので、冷凍するときもなるべく空気に触れさせないようにしましょう。
鶏そぼろを直接ラップでしっかり包んだり、保存袋に入れた後空気を抜いたりして密閉させてから冷凍保存してくださいね。
鶏そぼろの上手な解凍方法は?
冷凍した鶏そぼろを使用するときは、前日から冷蔵庫で自然解凍してから再加熱するのが一番おすすめです。
忙しいときは自然解凍せずに電子レンジで加熱しても大丈夫ですが、部分的に熱が当たりすぎて固くならないように注意しましょう。
ラップでくるんだ鶏そぼろを直接レンジで加熱すると、鶏そぼろの脂でラップが溶けることもあるので、お皿に移してから温めるようにしてくださいね。
また、鶏そぼろをお弁当に入れるときは冷凍のまま入れて自然解凍もできますが、食中毒の危険性も考えて一度レンジで加熱してから入れるようにしましょう。
鶏そぼろだけでなく、作り置きのおかずをお弁当に入れるときは電子レンジなどで加熱した後、冷ましてから入れるようにすると安心ですね。
また、鶏そぼろを解凍したらすぐに使い切るようにして、残ったものの再度冷凍は品質が著しく低下するので避けるようにしましょう。
まとめ
鶏そぼろは時間があるときにまとめて作り置きしておけば、忙しいときやお弁当作りもとても助かります。
鶏そぼろは簡単に作れるので、冷凍保存して調理時間を上手に短縮してくださいね。
ただし、市販の冷凍食品と違い、家庭で冷凍保存した場合は保存状況によっても賞味期限が異なりますので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。