赤ちゃんの病気・トラブル

赤ちゃんの熱は何度から受診が必要?発熱時の注意すべきポイント!

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赤ちゃんは熱のわりには元気なことも多いので、微熱が出ていても気が付かないこともありますよね。

もともと赤ちゃんの平熱は大人より高めですが、いったい何度以上を発熱と考えたらいいのでしょうか?

家で様子を見ても大丈夫な場合と、病院を受診した方がいい場合の区別もなかなかつきにくいですよね。

そこで今回は、赤ちゃんの熱は何度から受診が必要なのか、発熱したときの注意点や対処法についてもご紹介します。

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赤ちゃんの発熱は何度から?

一般的には乳幼児(0~6歳)の場合、37.5℃以上を発熱、38.5℃以上を高熱と言います。

もともと子供や赤ちゃんの体温は高めで、小学校ぐらいまでは36.5~37.5℃くらいまでを平熱と考えます。

平熱と言っても個人差がとても大きいので、まずはお子さんの平熱を正しく測っておくようにしましょう。

普段の平熱をしっかり把握しておくことで、赤ちゃんが発熱しているかどうかをすぐに判断することができます。

 

 

赤ちゃんの正確な平熱を知るには、1日4回計測を!

人の体温は一日の中で朝は最も低く、次第に上がって夕方最も高くなります。

それに加えて、赤ちゃんは体温調節機能が未熟なので、食事や運動、入浴、気温など色々なものが体温変化に影響を及ぼします。

一日の体温変化は1℃以内ですが、一定のリズムで体温が上下しています。

そのため、「さっき熱を測ったときとずいぶん違う」なんてこともよくありますよね。

赤ちゃんの平熱をきちんと把握するためには、

  • 起床時
  • 午前
  • 午後
  • 就寝前

計4回、体温を測ってそれぞれの時間帯の平熱を把握しておくといいですよ。

そうすることで早い段階で、赤ちゃんの発熱に気が付くこともできます。

熱を測る場合は、食後は体温が上がりやすいので食前か食間に測るようにしましょう。

 

赤ちゃんの熱は何度から受診が必要?

インフルエンザやかぜなどの感染症にかかると、ほとんどの子は熱を出します。

大人と違って赤ちゃんは簡単に熱を出しますが、発熱によって病原菌を押さえて自分を守っているのです。

「熱が何度までだったら、病院に行かなくても大丈夫?」と心配されるママもいますが、一概には言えません。

赤ちゃんによっては、39℃以上の熱があっても心配のない場合もあれば、38℃くらいでも慎重な対処が必要な場合だってあるからです。

ですから、赤ちゃんの熱だけにとらわれず、全身状態を十分観察して医療機関を受診するかどうか判断するようにしましょう。

赤ちゃんの熱が38℃以上出ると、迷わず病院を受診されるママがほとんどだと思います。

ですが、37℃台であっても次のような症状が見られる場合は要注意です。

  • 元気がない
  • ミルクの飲みが悪い
  • 呼吸が苦しそう
  • 顔色が悪い
  • ぼんやりしている
  • けいれんを起こした
  • 嘔吐や下痢がひどい
  • 水分が摂れていない
  • おしっこの回数が減っている

このような症状がある場合や、様子がいつもと違うと感じたときは迷わず早めに受診しましょう。

特に、生後3ヶ月未満の乳児の発熱には注意が必要です。

 

生後3か月未満の発熱は要注意!

赤ちゃんはママのお腹にいるとき、へその緒を通じて免疫(抗体)を受け取っています。

そのため、生後3ヶ月未満までは高熱を出すような病気にはかかりにくいと言われています。

ですから、3ヶ月未満で発熱した場合は髄膜炎や肺炎などの、重症な感染症が潜んでいることも考えられます

生後3ヶ月未満の赤ちゃんが、38度以上の熱を出した場合は、

  • 症状が分かりにくい
  • 免疫細胞が未熟
  • 抗体が少ない
  • 重症化しやすい

などの理由から、必ず夜間でも早めに受診するようにしましょう。

また、赤ちゃんに元気が無くミルク飲まなくなったりした場合は、熱の有無に関係なくすぐに受診した方がいいです。

ただ、赤ちゃんは体温の調節が未熟なため、室温や厚着などが原因で熱がこもって体温が上がっている場合もあります。

念のため、赤ちゃんの衣服や環境を調節してみてくださいね。

環境や衣服を調節しても熱が続いたり、熱が下がってもミルクを飲まなかったり、機嫌が悪いなどのときはすぐに医療機関を受診するようにしましょう。

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発熱時に注意すべき7つのポイント!

小さな赤ちゃんが熱を出してしまうと、ママもとても心配になりますよね。

ですが、発熱は病原体をやっつけようとする体の防御反応なので、熱が出ているだけではあわてる必要はありません

まずは、赤ちゃんの様子を見ながらいろいろ対処してあげましょう。

赤ちゃんが発熱したときに注意するポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 解熱剤の使い方に注意

解熱剤は熱が上がっている途中に使用しても、ほとんど解熱効果がありません。

解熱剤を使用する時は赤ちゃんの手足が温かくなって、熱が上がりきってから使用するようにしてください。

赤ちゃんの熱が高いと、どうにかして熱を下げなければという気持ちになりますよね。

ですが、発熱そのものがウイルスと戦っている証拠なので、解熱剤を積極的に使って無理に熱を下げる必要はありません。

解熱剤の使用は体力の消耗が激しい、水分が取れない、眠れないなどのときに使用するようにしましょう

 

2. 熱が上がっているときは体を温める

寒気があって赤ちゃんの顔色が悪い場合や、手足が冷たく体が小刻みに震える(悪寒)ようなときは、熱が上がっている途中です。

体が冷えないように、布団などを多めにしてしっかり温めてあげましょう。

この段階では熱が上がってきても、すぐに解熱剤を使わずに少し様子を見てくださいね。

体を冷やすのも、赤ちゃんの熱が上がりきってからにしましょう。

 

3. 熱が上がりきったあと体を冷やす

熱が上がりきると、赤ちゃんの手足が暖かくなって顔が赤らんできます。

今度は、布団を薄くして手足を出して熱を外に逃がしてあげましょう。

冷やすことを嫌がる赤ちゃんの場合は、薄着にするだけでも大丈夫です。

また、熱が上がりきると汗をたくさんかくので、身体を拭いたり着替えさせたりしましょう。

汗を拭かずにいると、身体が冷えすぎてしまうことがあるので気を付けてくださいね。

もし、解熱剤を使用する場合は、熱が上がりきったこの段階がベストです

 

4. 熱があるときの入浴

高熱があるときの、お風呂はやめておきましょう。

熱で体力が弱っている赤ちゃんがお風呂に入って汗をかくと、よけいに体力を消耗してしまいます。

温かいタオルで、身体を拭いてあげる程度にしておいてくださいね。

微熱のときは赤ちゃんの様子を見て、元気で食欲がある場合は湯冷めさせないように入浴させましょう。

 

5. 水分補給を忘れずに!

赤ちゃんが発熱しているときは、呼吸が早くなり汗をたくさんかくので、普段よりたくさん水分が必要です。

また、吐き気があるときは1回の量を少なくし、回数を増やすなどしてしっかり水分補給をしましょう。

発熱が何日も続くと食欲がなくなることが多いので、脱水症にならないように注意するようにしてくださいね。

赤ちゃん用のイオン飲料が最も身体に吸収しやすいのでおすすめですが、麦茶、湯冷まし、ジュースなど好きなものを飲ませてあげましょう。

 

6. 保冷剤や氷枕の使い方

体の熱を効率よく下げるには、おでこではなく太い血管がに流れている首の両側や、わきの下に冷たいものをあてがうといいです。

赤ちゃんが気持ちよく休めるようなら、保冷剤や氷枕、冷たいタオルなど使ってもいいですが無理に冷やす必要はありません。

また、赤ちゃんの場合、脇の下や身体全体など冷やしすぎてしまうとかえって具合が悪くなってしまうこともあるので十分注意してくださいね。

 

7. 熱性けいれんを起こした場合

熱性けいれんは、38℃以上の高熱に伴って起こるけいれんで、熱が急激に上がった時に起こりやすくなります。

解熱剤で下がった熱が、再び急激に上がるときも熱性けいれんを起こす可能性があります。

突然のけいれんに加え、顔色も蒼白になるのでビックリして慌ててしまいますが、ほとんどの場合5分以内で自然に治まることが多いです。

もしけいれんを起こした場合は、口の中に何かあるものは出し、吐いたもので喉を詰まらせないように顔を横向きに寝かせてくださいね。

けいれんが長く続いたり、意識がはっきりしなかったり、けいれんを繰り返すような場合は救急車を呼んで急いで医療機関を受診しましょう

 

まとめ

今回は、赤ちゃんの熱は何度から受診が必要なのか、発熱したときの注意点や対処法についてもご紹介しました。

赤ちゃんの熱は一つの目安にはなりますが、熱が高いほど症状が重いとは言い切れません。

熱が37℃台でも母乳やミルクの飲みが悪い場合や、ぐったりしているようなときはすぐに受診が必要です。

熱だけではなく、赤ちゃんの全身状態を見て少しでもおかしいと感じたら、すぐに医療機関を受診するようにしてくださいね。

 

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