赤ちゃんの病気・トラブル

揺さぶられっ子症候群の症状とは?いつまで注意が必要?

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赤ちゃんを激しく揺さぶることで発症してしまう「揺さぶられっ子症候群」は、いつまで注意が必要なのでしょうか?

赤ちゃんの脳に重い障害を引き起こしてしまうこともある「揺さぶられっ子症候群」は、ママもとても気になりますよね。

普通に抱っこしているときはあまり心配しなくても、

  • 「ベビーカーは大丈夫?」
  • 「車の振動は?」
  • 「いつまで気を付けたらいい?」

など悩みが尽きません。

特にまだ首がすわっていない赤ちゃんは、扱いがとても難しいですよね。

そこで今回は、赤ちゃんの揺さぶられっ子症候群の症状や原因、いつまで注意が必要なのかなど詳しくご紹介します。

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揺さぶられっ子症候群はどんな症状が現れるの?

「揺さぶられっ子症候群」は、いったいどんな症状が現れるのでしょうか?

下記は、揺さぶられっ子症候群の主な症状です。

もし、赤ちゃんに強い衝撃や長時間の振動を与えてしまった場合は、次のような症状が現れていないかしっかり確認することが大切です。

揺さぶられっ子症候群の主な症状

  • ぐったりして顔色が悪い
  • 母乳やミルクを飲まない
  • 嘔吐する
  • 麻痺(ひきつけ)を起こしている
  • 意識がなく、呼んでも反応しない
  • 目の焦点が合わない
  • 長時間眠り続けてしまう(傾眠傾向がある)
  • 激しく泣き続ける
  • 泣かない、もしくは笑わない

もし、赤ちゃんに上記の症状がいくつか当てはまる場合は、揺さぶられっ子症候群を起こしていることも考えられます。

処置が遅れると脳に重篤な障害を引き起こすリスクが高まるので、すぐに救急病院へ連絡し赤ちゃんを診察してもらいましょう。

また、揺さぶられっ子症候群は症状がすぐに現れるとは限りません。

ときには脳に衝撃を受けてから、数週間から1~2ヶ月経った頃に症状が現れる場合もあります

ですから、少しでも心当たりがある場合は赤ちゃんの様子を注意深く見守り続けるようにしてくださいね。

 

揺さぶられっ子症候群の主な原因は何?

揺さぶられっ子症候群を心配されるママは多いですが、赤ちゃんを抱っこして少し揺すったり、あやしたりしても揺さぶられっ子症候群にはなりません。

生後6ヶ月の赤ちゃんの場合で、1秒間に3~4回往復するほどの激しい揺さぶりがあったときに、脳内に出血が起こることが分かっています。

普通に赤ちゃんのお世話をしていて、そんなに強く揺さぶるなんて考えられませんよね。

では、赤ちゃんが揺さぶられっ子症候群を引き起こす原因には、どんなものがあるのでしょうか?

虐待に近い場合が多い

赤ちゃんが揺さぶられっ子症候群になってしまう場合は、どちらかと言うと普通に子守りをしているときよりも、虐待に近いものが多いです。

実際、虐待が原因で障害児になった子どものうち、6割以上に揺さぶられっ子症候群の疑いがあるとみられています。

具体的には、下記のような場合に揺さぶられっ子症候群を引き起こすことがあります。

揺さぶられっ子症候群の原因

  • 赤ちゃんの首が激しく揺れるくらい左右、前後に揺さぶる。
  • 赤ちゃんを抱きかかえ、そのままクルクル回る。
  • 足をつかんで激しく回転させる。
  • 赤ちゃんをゆりかごになどに入れて、激しく何度も揺する。

揺さぶられっ子症候群は、かなり強い力が加わらないとなかなか起こるものではありません

普段の生活の中ではあまり考えられませんね!

 

ちょっとした不注意でも起こる

しかし、揺さぶられっ子症候群の原因は虐待ばかりではありません。

普段の生活の中でも、無意識のうちに赤ちゃんに強い衝撃を与えることも十分考えられます。

たとえば、虐待するつもりは全くなくても、赤ちゃんの泣き声にイライラして無理やり泣き止まそうとした場合などです。

カッとなった状態で、われを忘れて赤ちゃんを激しく揺さぶってしまうと、思わぬ力が加わってしまうことも。

他にもやってしまいがちな、赤ちゃんをあやすための「高い!高い!

赤ちゃんが喜んでいると、ついついやりすぎてしまう場合があるので気を付けないといけませんね。

また、自転車やベビーカーなどの強い揺れ、自動車に長時間乗せてしまうなども揺さぶられっ子症候群の可能性がゼロではありません。

新生児期はできれば揺れの激しい乗り物は避けたいですね!

チャイルドシートも、新生児から使用できるチャイルドシートを選ぶようにしましょう。

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揺さぶられっ子症候群はいつまで注意が必要?

赤ちゃんが小さいうちは揺さぶられっ子症候群にならないように十分気を付けなければいけませんが、いったい、いつまで注意する必要があるのでしょうか?

特に注意が必要な時期とは?

赤ちゃんの揺さぶられっ子症候群の危険性が最も高いのは、生まれてから生後6ヶ月くらいまでです。

赤ちゃんは生まれてくる時に、狭い産道を通れるよう頭蓋骨を重なり合わせて変形させます。

もともと赤ちゃんの脳は、急激に成長して大きくなるため頭蓋骨と脳の間にあらかじめ隙間がもたせてあります。

赤ちゃんは月齢が低いほど脳の隙間がたくさんあり、強く揺さぶられると脳組織の移動も大きいため脳内が損傷しやすいのです。

ですから、新生児期から生後6ヶ月くらいまでは、揺さぶられっ子症候群には特に注意する必要があります

 

2歳くらいまでは注意する

個人差はありますが、赤ちゃんの脳が頭蓋骨にしっかりと固定されて、脳内の隙間が小さくなるのが1歳6ヶ月くらいです。

それまでは、揺さぶられっこ症候群のリスクがあるのでまだまだ注意が必要ですね。

赤ちゃんのが小さいうちは、ちょっとした衝撃でも体が激しく揺れることがあります。

念のために、2歳くらいまでは揺さぶられっ子症候群に十分気を付けるようにしましょう

医師によっては、念のために3歳までは気をつけて様子を見る必要があるとの見解もあるので、用心するに越したとはありませんね。

 

まとめ

今回は、赤ちゃんの揺さぶられっ子症候群についてご紹介しました。

揺さぶられっ子症候群は、普通に赤ちゃんと接していて起こることはまれにしかありません。

ですが、泣き止まない赤ちゃんにイライラして、強く揺すってしまい揺さぶられっ子症候群が起きることもあります。

ママの育児疲れや、赤ちゃんが泣きやんでくれないときのイライラを上手に解消することが大切ですね。

参考➡産後のイライラはいつまで続く?5つの上手なストレス解消法

また、上のお子さんやパパは、力加減が分からずに赤ちゃんを強く揺すってしまうこともあります。

育児や赤ちゃんに慣れていない上のお子さんやパパにも、揺さぶられっ子症候群の危険性をしっかり伝えて協力してもらうことが大事ですね。

 

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